毒親が君臨する機能不全家庭で同居してみて

実物で見えた毒親の悪影響

こんにちは。おやつです。

 

私が奥さんが毒親育ちである、親が毒親であるとわかったのは、

結婚後、奥さんの実家で同居をする事になり、

そこではじめてわかりました。

逆を言えば、それまでは全く気付かなったという事です。

結婚までの期間もそこそこあり、

親にも合った事は、当然あるのですが、

その雰囲気を少しでさえも、気付いたことが無いのです。

 

他の記事で紹介させていただいていますが、

毒親に洗脳された子供の思考
こんにちは。おやつです。毒親に育てられた私の奥さんには年の離れたお兄さんが二人います。私達夫婦が毒親との同居を始めたとほぼ同時期にひとつ上のお兄さんが子供を連れて帰って来ました。帰省では無く、同居する為です。毒両親・お兄さんと子供・私達の計...

毒親と同居することになり、

毒親の言動や行動に違和感を感じることが増え、

それが違和感を通り越して異常な事だという確信に変わるまで、

正直そんなに日にちは掛かりませんでした。

 

第三者から見た毒親とその毒に侵された子供たち

初見ではわからなかったモノの…

毒親に関しては、

めちゃくちゃ分かり易かったです。

初めの内は『イイ人』をがんばって装っていた風なのですが、

無理な事を続けるコトや、

装う事自体がめんどうになったらしく、

まるで簡単に化けの皮が剥がれて行ったようでした。

 

 

こういう感じの家のルールなのかな?

大人になりながらも、毒親から直接被害を受け続けている、

私の奥さんを含めた兄弟の対応なのですが、

違和感を感じることがありましたが、

当初は国の違いでそういう文化なのかとか、

暗黙のハウスルールみたいな事で、

意思には反するが、その場を上手い事やり過ごすために、

迎合するようなリアクションを取っているのかなと、

そう見えていました。

ですが、あくまでも私にはそう見えていただけで、

もっと根深いモノがあったワケです。

 

毒親が利用する儒教とは

奥さんの一つ上のお兄さんですが、

彼には自分の母親が毒親であるという、

概念や考えが一切ありませんでした。

これは前にこのブログの他の記事に書いたように、

毒親からの洗脳にプラスして、お国柄の違いの要素があるからだと思います。

儒教と言うモノです。

簡単に言えば、自分よりも年齢が上、立場が上、社会的地位が上の人間には、

意見などはしてはならず、無条件で平身低頭して従わなければイケない、

上の者に下の者が従えさえすれば争いも起きず平和である。

というような、とんでもないモノです。

儒教とは呼ばれていますが、

本来は儒学です。その内容が宗教の様に、

しばりがキツいので儒教と呼ばれていると言われているみたいです。

 

毒親に対しての兄弟の対応

当然、私の奥さんにもその要素はありますし、

今でも毒親の毒は抜け切れていませんし、

儒教に反する事は悪いコトなのではとの考えも見られます。

毒親からの直接被害が、モノの考え方や人格形成などに大きな影、

悪影響を大きく与えたというのは否定の出来ない事実なのですが、

私がそれと同じく、それは良くないと感じたのは、

奥さんと一つ上のお兄さんとの関係性でした。

正直、傷のなめ合いをしているのと変わりなく、

根本的な解決や、潰されない様にマインドを変えようと言った事では無く、

全てにおいてその場しのぎで、その為に兄弟で助け合い、

そしてどちらかが毒親に傷付けられたら、

どちらかが慰めてあげると言った感じで、

見ていて終わりが無いなと感じました。

兄弟で助け合える関係性自体は良い事と思いますが、

であれば、そのベクトルは別の目的に向けるべきだと思います。

一時期の避難のための逃げ場所を設けておくと言うのはアリだと思いますが、

イヤな事が起きると簡単に逃げる事を選んでいるように感じます

 

一時避難をする事も大切だけれども

相手にする様な問題で無ければ無視すれば良いと思いますが、

解決しなければイケない問題から逃げ続けても、解決しませんし、

その問題は終わるまで追いかけてくるのです。

追いかけられている限り、その悩みが無くなる事は無いのです。

問題に立ち向かうために知識を武装したり、マインドを学んだり、

理解者に巡り合ったりなど、同じ労力でも向ける先を変えるだけで、

未来が全然明るい方向に向く確率が圧倒的に上がるのです。

毒親には会いたくないし、実家にも行きたくないと言ってはいますが、

ドコまで理解をしてもらえているかは、

残念ながら正直言って自信は無いです。

 

 

毒親の思い通りに育った長男

この2人の兄弟の上にもう一人兄がいますが、

別の土地で家庭を持ち暮らしています。

毒親にとってみれば、彼が最高傑作であり、

お互いに親離れ子離れが出来ない依存関係、

そしてハッキリ言えばマザコンです。

毒親の純粋培養が上手に行ったからこそなんだと思います。

彼とはこんな事がありました。

はじめて会った時に私は頭を下げてあいさつをしました。

そのリアクションが…

まさかの全力でガン無視でしたwww

マジっすか?と言う感じでしたが、

奥さんが怒りながらあいさつしているのに返事は?

と言った感じで詰め寄り、なあなあな感じで終わりました。

その時は、この人にとってみたら

俺のかわいい妹をこんな外人の嫁にするなんて

俺は認めないからな!

みたいな事で、その意思表示をしたつもりなんだろうと思っていましたが、

毒親やその子供たちと同居経験をした事でそうでは無いとわかりました。

無関心系で自己愛と虚栄心が強い毒父に性格が似ているのです。

毒父は定年済ですが二人とも社会的には、立派な肩書きの職業でもあります。

私に対し言わば高圧的な態度に出れるという事をすることで、

ようはマウントを取りたかったのです。

マウントを取る事で心が満たされるワケです

私は家族では無いですし部外者ですし外人ですし、

私に対してそれを求めるのは百歩譲ってイイとしても、

血のつながった家族に対してもそれを求めるのかと言う事です。

 

明らかにおかしい事が見えている第三者から見たら

私自身は毒親育ちではありませんし、

発達障害などに該当するワケでも無い、

いわゆる定型と呼ばれるタイプです。

あくまでも当事者ではない、

第三者目線から物事を見続けていますが、

私から見たら、気にする必要性が全く無い事や、

自分の考えで選択したり、断ったりなどの、いろんな事が、

毒親の毒、儒教、発達障害

いろんな要因が絡まりあって、

難しくさせているんだなと感じていますし、

それと同時に無力感をどうしても感じてしまいます。

ただ、全ての悪いしがらみを断ち切って、

本来の自分の人生を取り返して欲しい、

本当にただそれだけなんですが、

気付かせるコト自体さえ難しいのかなと、

最近いろいろあって感じてしまっています。

 

今回も最後まで読んで下さって、ありがとうございます。

皆さんの幸せを心から応援しています。

 

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