毒親にとってみたら子供は所有物も当然

実物で見えた毒親の思考と口癖

こんにちは。おやつです。

 

タイトルが過激な感じに受け取られる方もいらっしゃるかも知れませんが、

今回は毒親が子供に対してどのような価値観を抱いているか、

この点について考えてみようと思います。

 

毒親の子供に対しての位置付けと価値観

子供のためと言う名の大義名分

多くの毒親の口癖として聞かれる言葉として

親に逆らったり口答えしたりするな。

誰のおかげで学校に行けたり生活出来たりしていると思ってるんだ。

育ててやった恩を忘れたのか。

お前の為に正しい事を教えてやっているのにワケのわからない事言うな。

などなど。

あげだしたらキリが無いとは思いますが、

言っている事は

子供にとってみたら親は絶対的な存在なので、

なんの疑いも持たずに、逆らったりせずに、

黙って言う事に従っていればイイ。

自分の考えだけで勝手な行動をするな。

解釈すればこのような事を言っている事が非常に多いですね。

 

実は私も子供の頃父親に似た様な事を言われた事があります。

『お前の為に注意してやっているのに、その態度はなんだ』

シチュエーションとしては、

私がひねくれて素直に話を聞かなかっただけなんですけどね。

また私の件のみならず

自分も親に向かってなんだって言われた事あるよと言う方も

たくさんいらっしゃると思います。

 

他人に毒親の実情を話してみても

毒親が吐く言葉だけを並べて見たところで、

他人に毒親とこういうやり取りがあって、こう言われたと話して見ても、

『親ってそういう言うもんなんじゃ無いの?』

『親だって年取って素直になれなくなるとそんな感じになったりするよね』

と、言う様な感じで言葉だけではなかなか理解を示されないケースが、

かなり見られるようです。

 

日常の毒親とのやり取りを実際に見せる事が出来るのであれば、

それが一番分かり易く、尚且つストレートに理解しやすいと思いますが、

現実にはなかなか難しい所ですよね。

 

 

実際見てわかった毒親の人と物に対しての価値観

私が奥さんの毒親家族たちと同居していた期間中に

奥さんと毒親とのやり取り以外で、明らかに私が知っている

一般的な親や家庭とは違う点と言うのを見つけました。

それは、物の扱いが極端に乱暴だった所です。

これは毒母に関してなのですが、

この家は客を良く呼ぶ家でした。

呼ばれた客がおみやげを持ってくる習わしのようで、

来た人数に応じて物を受け取るのですが、

その場で飲み食いするモノ以外の頂き物は、

次の日には、ほぼ100%床に直置きされて埃を被る事になっていました。

おみやげをくれた人の想いなど知った事ではありません

自分が興味あるものかどうか、

物としての価値だけで判断しているようなのですが、

気になる物でも、どうやら人から貰ったと言う事実が気に入らないらしく、

恐らく負けた気がする様なのです。

結局要らない物の扱いをしても、

直接捨てると言う行為は、世間体が止めさせるらしく、

処理する事も出来ずに放置するスタイルを取るという事です。

 

元々この毒母はビックリするほど片付けが出来ません。

片付けのみならず家事全般に対しても適当ですし、

頭の中を整理する事が物凄く苦手な様子で、

良く物を無くしたり、癇癪持ちの様な言動も多々見られました。

 

他人の気持ちがわからないし察しようとも思わない

コレを差し引いたとしても、普通に考えたら、

自分で買って不要になったり、気に入らなくなったならともかく、

人様が自分の事を考えて気に入ってくれたら嬉しいなと思い、

選んで買ってきたりした物かも知れません。

この客が来ておみやげを渡す以外にも、こんな事がありました。

奥さんの兄の子の女の子が一緒に住んでいました。

毒母にとってみれば孫にあたります。

この子が絵を描き、褒めて欲しかったのか、

おばあちゃんである毒母に、あげたいと思い

見て、あげる』と声を上げたのですが

寝っ転がりスマホをいじくりながら

そこに置いておいて』と孫の顔も見ずに一言だけ言い放ったのです。

それと無く褒めてあげたり、

忙しいから後でね、ごめんね、

なんて声かけも一切ありません。

私は目の前のそのやり取りが信じられず、

また女の子の気持ちを思ったら可哀想で堪らない気分になりました。

 

自分以外の人間には人格が無いのと一緒

子供であろうが、大人であろうが

親であろうが、孫であろうが

そこに居るのは自分とは違う人格を持った

一人の人間なのです。

これ以外にもいろいろなやり取りを見て来たのですが、

この毒親は

自分以外の人間に人格が存在している事実が理解出来ていないのです。

会話が出来る物と一緒の価値観です。

物として認識しているからこそ

心無いとんでも無い事を言ったりやったり出来るのです。

家族以外の他人とも人格を意識した付き合いなど出来ていませんので、

表面的なやり取りに終始している感じに見受けられます。

 

この毒親家族と暮らし始めた当初は、

なんでこんなに奥さんと毒母との会話は噛み合わないのか、

不思議でたまらなかったのですが、

噛み合わないのも当然と言うワケです。

 

他の記事に書いたように、

自己愛性パーソナリティ障害や、

カバートアグレッションだったり、

他にも様々な要因がプラスされてしまうと、

毒親を相手に、極々普通のやり取りが更に困難になって行きます。

自分の親が毒親だと認識されて苦しんでらっしゃる方の中にも、

いつかは普通に話したりやり取りをしたいと願っている方も居ると思います。

毒親のレベルといいますか、過激さがどれ程あるのかわかりませんが、

その望みは持っているだけ、更に辛い思いを重ねる事になると思います。

私の奥さんや毒親に苦しめられている、あなたが何か原因なワケではありません。

そもそも毒親自身がそう言う人間なのです

強く罪悪感を埋め込まれてしまい、簡単には呑み込めない事かも知れませんが、

この殻を破る事が出来れば、自分の人生を取り戻す歩みを一歩進める事が出来ます。

 

今回も最後まで読んでくれて、ありがとうございます。

毎日は難しくても、少しずつでも正しいマインドを吸収して、

一日でも早い毒親からの解放を応援しています。

 

 

 

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