こんにちは。おやつです。
今回は久し振りに私の奥さんの毒親について書こうと思います。
毒親が毒親でなくなることは無い
最近、奥さんの母方の祖母が入院しました。
この祖母と言うのは奥さんの母親の産みの親ではありますが、
育ての親ではありません。
毒親は自分のためなら必死になる
奥さんはいとこから連絡を貰いお見舞いに行く事にしました。
私も一緒に行きたかったのですが、万が一にも毒親と会ってしまったり、
私が居る事で向こうの親戚に勘違いをされて面倒な事になるのは避けたいので
行く事を我慢し、奥さん一人に行って貰いました。
奥さんが帰って来て様子を聞きましたが、
毒親はいつまで経ってもやっぱり毒親でした。
まず祖母に言われた事が理解をしていても正直キツイ言葉で、
『何があろうと親なんだからあなたから謝りなさい』
祖母は、と言うか私たちは毒親の家を出た理由や状況や、
どこに住んで何をしているという事は、
親戚関係には一切知らせていません。
なので、誰も本当の事など知らないのです。
お分かりになった方もいると思いますが、
祖母が何故に、謝りなさい等と言う事を言えるのでしょうか?
そうです。
毒親が吹聴している戯言に騙されているのです。
だからと言って本当の事を言うワケにもいきません。
祖母をさらに悲しませる事になりますし
その話が広まってしまう事により、周りにも迷惑が掛かりますし、
私達にも接触を要求してくる危険性だってあります。
それに親子喧嘩の延長みたいな物と思ってくれてるのであれば
私達にとってみても好都合です。
わざわざ私達から毒親たちに接点を求める事も当然ありませんし
そのままで収まって私達を悪く言って済むんであれば
どうぞご自由にと言う感じです。
毒親に感じた事の無い優しさを感じた
お見舞いの話に戻ります。
奥さんは祖母にそう言われるだろうという事は
正直想定内でしたが、やはり実際耳にするとこたえるモノがあったようで
涙を我慢していました。
本当はそうじゃ無く本当の事をわかっていて欲しいけれども
言うワケにもいかないと言った葛藤もあります。
その病室には親戚の叔母さんが一人いました。
奥さんが涙を我慢し泣きそうな状況を察して
そっと優しく抱きしめて黙って背中を撫でてくれたそうです。
帰って来た後、私に向かって
『親にただ優しく抱きしめて貰って背中を撫でてくれるなんてされた事無かった』
こう言いました。
察したり考えるコトの大切さ
私が何も言わずとも自分の親がどんな人間か、
否が応にも再確認させられたのと同時に、
こんな優しさの形もあるんだなと、一つ気付けたのだと思います。
また自分の毒親が、親戚や周りの人達にどう思われ
どう接せられているのかという事も
なんとなく察する事も出来たと思います。
異常な思考や行動の起因のひとつ
この毒親の保身とも子供に対しての攻撃とも取れる思考ですが
カバートアグレッションと言われるモノに類する行動と思われます。
恩を着せたり、イイ人を装ったり、利害に合わせた虚言も使い
人を自分の都合の通りに操りたい人間の事です。
外面やメンツや評判を異常なほど気にかけ、
目的の為なら子であろうが親であろうが利用できるモノは利用します。
それによって巻き込まれた周りの人の迷惑などは
知った事ではありません。
自分は悪く無いのですから。
一般的な価値観から見て見たら、
どうしてそこまで酷い事を言ったりしたり出来るのか不思議でしかありませんが、
彼らはそれが全てなのです。
それしか無いと言った方が適切かも知れません。
このブログを読んで下さっている方の中には
この様な考えをお持ちの方は、もういらっしゃらないとは思いますが
念のために言わせていただきます。
親だから無条件に慕わなければイケないのではありません。
親が親としての義務と責任を果たし愛情を持って育ててくれたからこそ、
子は親を親として認識出来るのです。
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