毒親に見え隠れする自己愛性人格障害の影

毒親を観察して対処法を考えてみる

こんにちは。おやつです。

 

前回までのブログで7回に渡りまして

私が若い頃に実際に経験をした事を

書かせて頂きました。

 

その後、人間不信に陥ったり

精神も少しダメージを受けていた期間もありました。

カウンセリングや通院や読書など回復やマインドを変える行動や

家族や周りの人たちの助けもあり

今はそのような事も無く過ごせております。

 

このブログはあくまでも

毒親』の捉え方本質を客観的に知り

対処法を駆使して

洗脳や物理的な支配からも解放され

自分自身の人生を取り戻すための

気付きや手助けになれればと思い

開設させて頂きました。

はじめはホンのちょっとでもいいんです。

その小さな気付きや一歩目を踏み出す勇気を

この問題で苦しんでいらっしゃる人が獲得する事が出来れば

それで嬉しく思います。

 

前回までの私が若い頃に体験した話も

あれだけ嫌な思いをしただけになるのは悲しいですし

シェアをする事で誰かの役に立つことに繋がれば価値があります。

ただ転んで怪我をしただけでは悔しいですからね。

 

 

毒親に見える自己愛性人格障害の特性

さて、その私の昔の経験ですが

毒親と無関係ではありません。

多くのケースの毒親のマインドと

私が出会ってしまった人のマインドが

非常にシンクロしているのです。

 

その人は自己愛性人格障害と言う文字通り

人格形成に大きな問題を抱えていたのと同時に

躁うつ病など、様々な精神病にも掛かっていましたが

特に毒親とシンクロしていると感じさせる部分と言うのは

自己愛性人格障害の特徴になります。

またコレに近い形のモノに

境界性人格障害と言うモノがあります。

本当に簡単な説明をすると

『境界性』の文字通り

自分とそれ以外の他者との境界や距離感がわからない

この様な感じになります。

この話はこの先に、もう少し掘り下げてお話出来る時に

改めてしたいと思います。

 

過干渉な毒親に多く見られる動き

多く聞く所の過干渉系の毒親の挙動ですが

子供を常に支配下に置き、自身の都合の通りに動かすと言う目的のために

思想や行動、場合によっては言動まで誘導・脅迫・監視し

洗脳状態にまで浸透させてしまうケースもある。

その手段は多岐に渡り、レベルも様々になりますが

暴力・言葉の暴力・モラルハラスメント・存在無視・価値観の強要など

本当に様々な手段を使い分けます。

 

まず何故そのような目的を持つのかと言う点なのですが

原因はたくさん考えられます。

自身が毒親に育てられ無意識的に行っている場合もあれば

自己愛や虚栄心、自尊心などの異常な強さから

その欲求の為に実の子でも利用してしまっているケース。

 

子供にとって良くないとは…

はたから見ればどうしてそんな事をする必要があるのかと

ただ疑問で人間性や良心を疑うだけになるのかと思うのですが

多くの場合、子供に対して良く無い事をしていると言う意識は

皆無です。

逆に意識的に行っているとするならば

それは単なる異常者です。

残念ながら毒親が異常者の場合も当然あります。

 

ほぼ無意識と書きましたが

別にそのような毒親を擁護しているワケではありません。

 

あくまでも『ほぼ』であり

やっている事自体は自分でもわかっているからです。

人間は目的があり、その為に行動します。

それは毒親も同じです。

 

では毒親の目的が何故その様なモノになるのかと言う点ですが

これも細かく言ってしまえば十人十色になってしまうのですが

簡単に言ってしまえば

親と言う存在の、意義と立場の履き違えあると言えます。

 

権威主義的な思考が強い

日本でもそうですが、現在私がいる台湾はもっと酷いのですが

社長ってエライですよね?

先生ってエライですよね?

親ってエライですよね?

 

そうなんです

無条件に肩書きがエライのです

あくまでも肩書きは社会的な面のみで

人間性を判断するモノとは全く関係ありません。

 

ですが、ある意味そこまで思考が至らない多くの毒親は

目に見える様な肩書きを盲目的に重要視します。

中身は二の次どころか気にも掛けていません

 

自分をより良く見せる為の肩書きが必要

肩書きのあるエライ人の下には、それに無条件に従う人がいます。

社長であれば部下、社員ですね。

現実問題ですが社長がワンマンで無能だと

その周りをイエスマンたちで固めて

結果有能な人材は出て行き、会社は衰退していくなんて話は

良くある事です。

 

ですが親と子となるとそうも行きません。

この親は毒親だから他所の子になろうなんて出来ませんよね。

特に子供の内は逃げる事など出来ませんし

それ以前に家庭や親を疑う事やおかしいと感じる事も難しいと思います。

洗脳されていたり、おかしいと感じはじめていたとしても

この家でなるべく親の機嫌を損ねなず、波風立てないように

自分の気持ちを押し殺して、親の要求に応える生活を

親に無条件に従う道を

致し方無く選んでしまうケースがほとんどなのでは無いかと思います。

 

当然全てではありませんが

外づらが良かったり、比較的に社会的に高いかなと思われる地位の人間が

毒親であるケースが多い事も、この裏付けになっている事実だと思われます。

 

今回も最後まで読んでくれて、ありがとうございます。

みなさんの幸せと毒親からの解放を応援しています。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました