毒親が見る世界が自己中心的なワケ

実物で見えた毒親の悪影響

こんにちは。おやつです。

 

毒親や発達障害、また人格障害などの文献を読み漁っていた時に、

私の奥さんの毒親が正にこんな感じだったと思い出させられて、

とてもわかりやすく、また適格だと思える表現を見つけたので、

シェアできたらと思い記事に書こうと思います。

 

 

毒親が自分の事しか見れていないワケ

読んだ本の中には、毒親に関しての記述のモノから、

現在ASDと呼ばれているアスペルガー症候群やADHDに関してのモノ、

発達障害のパートナーや家族などに影響が出るカサンドラ症候群の本、

またカバートアグレッションやサイコパスに関するモノや、

最近特に個人的に関心があるカバートアグレッションに関してのモノになります。

 

自分を俯瞰で見れるカメラを持っていない

スマホには内側を写すためのINカメラと、

外側を写すOUTカメラの2つのカメラが付いているのが、

現在の主流となっている感じですが、

我々のような定型発達と呼ばれる人間にも同じように

自分を俯瞰で写すINカメラと自分以外の外を写すOUTカメラの、

2つのカメラが装着されています。

ただこのカメラは産まれて直ぐに2つあるワケでは無く、

自分から外を見る為のOUTカメラしか無いのですが、

成長と共に自分を俯瞰で見れる様にINカメラが追加されて行きます。

定型発達といわれる人達でもINカメラが追加される時期には、

環境や成長度合いによって、当然個人差があります。

ですが、多くの毒親や上に書いたような症状がある人の多くに、

INカメラが装着されていない場合や、あっても性能が著しく劣っているからこその、

考えや思想があると言われています。

 

定型発達でも産まれ付きINカメラがあるワケでは無い

乳児期や幼児期には自分中心の物事を考える事しか基本出来ませんので、

自分から外を見る為のOUTカメラしか装備されておりません。

赤ちゃんが親が忙しそうだから、今は泣くの止めようとはしないですよね。

たとえば小さい時に、自分はそのおもちゃで遊びたいとします。

同じ様に友達もそのおもちゃで遊びたいとします。

ですがお互いに自身の欲求を満たす方が先に優先されますので、

速いモノ勝ちになります。

運よく自分が先におもちゃをGETし遊ぶことが出来て、

友達が悔しさから泣き出したとします。

ですが自分は欲求を満たす為に行動しただけで、

友達を叩いたり何かをして、自分が泣かせたワケでは無いので、

なんで友達が泣いているのか理由が想像出来ませんし、

それよりもGET出来たおもちゃで遊ぶことに夢中です。

稀に幼少期の早い時期にINカメラが付き始める子供もいますが、

他の子に比べ周りの事が理解出来ている事が多いので、

賢いと見られたり、優しいといった印象を持たれる事が多いみたいです。

 

INカメラが装着され始める

おもちゃをGETして友達を泣かせてしまった我々にもINカメラが付きはじめる時期がきます。

家庭や保育園や幼稚園だけの限られた世界から、

一気に交流が大きくなる小学生の時期が多いと言われています。

ただそのINカメラも最初から幾らかの性能を持っているワケでは無く、

付き始めの頃は、まだ性能もおぼつかない、

周りをボンヤリ眺める事が出来る程度のモノがほとんどです。

友達との交流も増えて同じ空間で時間を共にする事が多くなって行きますので、

関係性が濃くなり距離も縮まって行きます。

いろいろな性格や多様性のある人達との交流が増えて行くことによって、

調和性が育まれて行き、その過程の中でカメラの性能も徐々に上がって行きます。

 

INカメラが社会生活に重要な役割がある事に気付く

学生の頃はINカメラが無かったり、周りに比べて性能が劣っていたとしても、

場合によってはそれが原因でイジメの対象になったりする場合もあるのでしょうが、

ほとんどが他とはちょっと違った変わった子供だと思わせる程度で済む事が多いところが、

いざ社会人となり、接する人との交流もまた広がり、

そのスピードも一気に加速して行くとなると、

INカメラの有無や性能が顕著に表面化して行きます。

例えばその職場で自分には何が求められて何をすべきで、

上司や同僚や周りの人達にはどのように映っているのか、だとか

的確に状況を読んで、なるべく正解に近い最適解を出せる近道を探し出したりですとか、

状況や自分の力量や裁量や、周りとの協力などによって成果を出す事が求められるのですが、

自分を俯瞰で写してくれるINカメラが無かったり、性能が悪過ぎると、

そもそも自分が見えなかったり、どの様な状況で何をしなければイケないと言った判断が、

大きく周りとは間違って映し出されてしまう事が出て来てしまい、

それが原因で周囲と事態を共有出来なかったり、

問題が発生したりする事だってありえます。

 

 

家庭内だけで無く周りとの間にもトラブルを起こす毒親は少なく無い

このINカメラの有無や性能が、

自分の見ている世界を周りの人間も同じように見ていると思っている毒親が、

多い原因の一つと言われています。

当然定型発達の人達同士でも全く同じと言う事は無いので、

会話でコミュニケーションを取ったり、意思の疎通などを

別のツールを用いてはかるワケですが、

わかりやすく極論を言えば

おもちゃを先にGETしたOUTカメラしか無い子供と同じ状態では、

自分の家族や子供はおろか、他人の気持ちなど察する事が出来るワケが、

当然出来無いと言う事なのです。

子供の時でしたら友達が泣いてしまうだけで済んだかも知れませんが、

大人となればそうもいかず

周りとの軋轢を生みトラブルに発展して行く事だって考えられるワケですよね。

それに毒親当人だけであればまだしも、

その毒親の元に産まれた毒親被害の子供の適切で健全な成長にさえ、

大きな悪影響を及ぼす原因の一つになってしまっています。

 

今回は少し長くなってしまったので、ここで終わりとして、

次回コレに関連する継続記事を書きたいと思います。

 

今回も最後まで読んでくれて、本当にありがとうございます。

毒親やカバートアグレッションなどに悩まされている方の

一日も早い解放を応援しています。

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